リレー絵板!!

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1   
 
「曹長今の爆音は…うわ!?」
「ごめんなさい軍曹さん後で必ず片付けますから!」
ゾロの誕生日に合わせ作っていた手料理がことごとく失敗に終わったたしぎは、街で贈り物を調達する作戦に切り替えた。
「あと1日しかないのにー!!!」
ぞ太。 2000/11/10 (Fri.) 00:12:51

2   
 
急げ!!

たしぎは船の通路にでるとスモーカーに激突。
「すみませ〜ん!!」
呆れ顔のスモーカーはゲンコツを一つ。
「何してやがる!ちっとは落ちつけ!」
たしぎは殴られた頭を擦りながら挨拶もそこそこにまた走り出す。
「すみませぇん!と、とにかく急ぐんです!!」
言いながらも振り返った所でまた別の海兵に衝突した。
スモーカーは葉巻の紫煙を吐き出しながら、頭痛のする頭に手をあて、段々ぼろぼろになっていくたしぎを見送った。
かみん。 2000/11/10 (Fri.) 01:07:20

3   
 
「ロロノアが喜ぶものは・・・」とりあえず刀えお見に行ったけ、たしぎ。「なんてすばらしい刀なの・・・♪」自分が見入って時間が過ぎてしまった!「ダメだわ・・。もっと刀意外のものは・・」
その頃、スモーカーは、足元に落ちていたたしぎのサイフを手にとり呟いていた。
「・・・・あいつはサ○エさんか・・・?」
ろく 2000/11/10 (Fri.) 08:53:10

4   
 
(ああ…どんなふうに飾り付けをしましょう。ロロノアの喜びそうなのにしましょうか…それともびっくりするような凄い事をしたら…っ)

そんなふうに思いにふけりながら買い物へと向かうたしぎだった………

が。

あまりにも思いにふけり過ぎてお店を通り過ぎてしまったのだ。
きのぽん 2000/11/10 (Fri.) 09:09:24

5   
 
無題

「あ、あれ?お店はどこに・・・・?」
すっかり迷ってしまった、たしぎ。人通りの多い広場へ出てきた。
どんっ!!・・・何かにぶつかった。
「お、おう!」
ハラマキに刀三本、緑の頭。それはまさしくロロノア・ゾロであった。
「ロ、ロロノア?!どうしてこんなとこに?!」
「いや、道に迷ってな・・・お前こそ何をしている?」
何をしているか・・?そんなこと答えられるはずがない。
「べ、べつに、何もありませんっ!!ちょっと道に迷っただけです、あなたと一緒で!」
「なんなら、一緒に探さねぇか?お互い目的の場所をよー。」
(そ、それは困る!!)困惑するたしぎ・・・
がんがん 2000/11/10 (Fri.) 10:03:41

6   
 
な、なんてことになったらどうしよう…!?
まだ何処にいるかも分からないロロノアのことを考えていたたしぎがふと我に返ると、いつのまにか街とは反対方向の海岸へと出てしまっていた…。
kaks [Home] 2000/11/10 (Fri.) 10:19:45

7   
 
a little sword

「きれい・・・・」
たしぎはしばらく、海に見入ってしまった。
「クー、クー。」
カモメたちがゆっくり空を飛ぶ。さわやかな潮風が吹いていた。
キラリ・・・と、何かが光っているのが目に入る。
砂浜へかけよってみると、それは小さな剣の形をした小物だった。たしぎはそっと拾い上げる。
「・・・誰かが落としていったにちがいない。もともとペンダントだったのかしら・・・?」
(ロロノア、こういうの好きだろうか・・・)と考えて、ふと、ゾロが身に付けているところを想像する。
たしぎはぷっ、と吹き出した。
「好きなわけないでしょう!!」
(でもピアスしているし・・・)
とりあえず、たしぎはその小さな剣をポケットにしまった。
がんがん 2000/11/10 (Fri.) 16:00:34

8   
 
「と、とりあえず街に戻らないと」
本当はもう少しこの景色を見ていたかったのだが、そうもいかないだろう。今はそれよりも大切な事がある。
今日この日は一度しかないのだ。
たしぎは元来た場所に戻る為駆け出した。

・・・・・・すぐ側を歩いていたゾロに気付かずに。
ナギ 2000/11/10 (Fri.) 20:20:09

9   
 
「ん?ありゃパクリ女じゃねぇか?何慌ててんだ?」
ほんの一瞬の後ろ姿でたしぎに気づいたゾロはふとその場に佇んだ。
(あほか。海軍を追ってどうする?逃げるべきだろ?ここは)
美也 2000/11/10 (Fri.) 23:23:04

10   
 
走るな!!

「…もう時間が…」
たしぎは街に戻ろうと全力で走っていた。
海をうっとりと眺め、綺麗な拾いモノまでして上機嫌だったが、街に戻ることができずにいた。
すっかり気が動転してしまったたしぎは何度も転び、そのたびに方向を見失っていた。
こんな足場で走れば転ぶとわかっていても、どうしても走らずには居られなかった。
「わっ…!」
特に障害のない地面に足を取られ、地面を剔る。
同様に身体が傷つき汚れた。
何故こんなに必死になっているのだろう。
慣れない料理で火傷をしたり、泥と埃だらけになったり…。
彼の誕生日を知ったときからの自分は変だ。
考えようとしたが、とにかく街に戻らなくては…。
立ち上がり、走り出そうとした瞬間、背後からただならぬ気配を感じ、たしぎはとっさに振り返り身構えた。
「てめぇ!!いい加減に走るのヤメロ!!」
「…ロロノア!」
夜絵 2000/11/11 (Sat.) 01:07:30

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