リレー絵板!!

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最恐

巨体なだけで大して強くはない(ゾロからみて、だが)その男はゾロのストレートパンチをまともに受け背後にあった扉をぶち壊してたおれた。
airin 2000/11/12 (Sun.) 21:13:22

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無題

「ちょっとアンタ!よくぞやってくれたわぁ!」
この店の店主らしき女の大声が響くと店内に拍手喝采が沸き上がった。
「あいつら最近毎晩のようにこの店で好き勝手してたよ。腕力じゃかなわないでしょ?手つけられなくてねぇ…。今日は御馳走しちゃうから、好きなだけ飲んでいって頂戴!あら!?彼女泥だらけじゃないの!上でシャワー浴びて着替えてらっしゃいなvこっちよー!!」
たしぎは今度は女店主に捕まり、つれて行かれてしまった。
ゾロは無言で二人を見送った。
夜絵 2000/11/12 (Sun.) 21:51:34

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無題

たしぎと女主人が出て行った後、ゾロは一人残されていた。そして、考え事をしていた。たしぎを助けるべきか、助けぬべきか・・・。あの巨体の女に切りかかるなんて、ある意味無茶だろう。でも、負けるというワケでもない。
(まぁ、あいつも刀持ってるし)
浮かんだ考えとは反対に、ゾロの体は動いていた。
(やっぱマズイよな・・・)
あいつは華奢なんだから・・・巨体に勝てるハズない!!!俺が守ってやらないと!!
そして、ゾロは二人を追った・・・。
ハルト 2000/11/12 (Sun.) 23:25:45

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ゾロは急いで階段を駆け上った。そして、それらしきドアのノブに手をかけ、開けようとしたその時だ。洩れ聞こえてきた会話に思わず手を止め、その内容に耳を傾けてしまった。
「あの…やっぱり恥ずかしいので、自分のジャケット羽織ってもいいですか?」
「折角アタシの若い頃のドレス着てるんだから、ちゃんと着てみせてちょうだいよ。」
「…でも私、こんなダイタンな服着たことないんです…!」
恥ずかしい? ドレス? おまけにダイタンだと? 
およそたしぎには縁の無い言葉の数々にゾロは頭を捻るばかりだった。

    ※ギャー。 どんくさい私の書き込みは無かったことにして下さい…。それに、シャワー室の方がオイシイですよネ!
kaks [Home] 2000/11/13 (Mon.) 01:26:16

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のぞき?!

女主人のあまりもの巨体に、たしぎがさらわれた、と誤解したゾロ。(女主人は行為を持ってシャワーを貸してくれたのだが・・・)
そのころ2階のシャワー室では・・・
「じゃ、シャンプーも石鹸もみんなそろってるから、ゆっくりシャワーを浴びな。よかったら着替えのドレスも隣の部屋にあるんだよ。」
「あ、ありがとうございますっ!」
たしぎはシャワーを浴び始めていた。
その時・・・
「(どーん)ここか?!」
黒布のゾロがシャワー室に飛び込んだ!!

    ※(も、もしかしてハルト様がストーリーを間違って解釈されてるのでは・・・と勝手に考え、へんなつなげ方をしてしまいました。す、すみません!!しかも私より一速先にどなたかが書き込みをされたようで・・・ごめんなさいっ。
    話がおかしかったら飛ばしてください・・・ハルト様、ほんとうにごめんなさい・・・)
    ※うわーっ!!kaksさんでしたか、すみませんっ!!
    どうやらほぼ同時に書き込みしたみたいですね・・・ど、どうしましょう?!と、とりあえず、ドレスを見せてもらった後、たしぎはシャワー室に行って、その後をゾロが追いかけた、ってことにしますか・・・?どうしましょう!?
がんがん 2000/11/13 (Mon.) 01:38:26

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無題

「たしぎ!!…ぐわッ!」
勢いよく部屋に飛び込んだゾロだが、女主人の肉にはじき飛ばされた。
「あら?あんた待てないの?あのこ今シャワー浴びてるわよ。かわいい彼女じゃないの〜アタシの若い頃にそっくり!!あんたはこっちにいらっしゃいな!あんたもあのこに釣り合うように着替えるのよ!!」
瞳を輝かせ、妙に楽しげな女主人だった。
夜絵 2000/11/13 (Mon.) 07:00:17

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無題

「うるせぇ、誰が着替えるか。」
「何言ってんのよ!!あんたそのハラマキじゃちょっとねえ!!」
「んだとコラァ!?」
そう言いながらも、ゾロは、女主人になされるがままに、服を着替えさせられていた。
「あらぁ!きちんとしてたら男前じゃないの!!」
黒いスーツに身を包まれたゾロは、いつもの野蛮さ(?)とはうって変わって、洗練されていた。
「ネクタイはしめねぇぞ。」
といって、前のカッターシャツをラフな感じに開けている。
・・・その時、隣の部屋から、ドレスを着て大変身したたしぎが出てきた。少し胸元の開いた紺色のドレスだが、たしぎが着るとまったくいやらしさを感じさせない。
いつもより大人っぽいたしぎの姿に、ゾロは思わず見とれてしまった・・・
がんがん 2000/11/14 (Tue.) 08:04:02

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「・・・・・・・・・」
変じゃないですか。私に似合っていますか。
それだけでも聞きたいのに、言葉が出てこない。言葉の代わりに出てくるのは、頬を染める紅の色のみだ。
ロロノアは黙ったまま微動だにしない。やっぱり私には似合わないんじゃ・・・。
元々肌を出すのは好きな方じゃない。でも、ロロノアの誕生日をお祝いしたくて、楽しんでもらいたくて、この世に生まれた事を喜んでもらいたくて。

・・・・・・私とロロノアが出会った事に、幸せを感じて欲しくて。
だから、だから・・・


いつの間にか、その小さな気持ちはとても大きく育っていた。
大きな気持ちは、たしぎの小さな涙となってゾロの前に姿を見せた。
ナギ 2000/11/14 (Tue.) 20:20:00

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「………!」
たしぎの涙を見てゾロが弾かれたように固まっていた体を動かす。
そのとき−−
「海賊が暴れているという酒場はここかーッ!!」
「大変!海軍が来ちゃったわ!ごまかしておくから、あんた達こっちから逃げなさい!」
女主人は慌てて2人を屋根伝いの窓へと促す。
「…わ、私は……」
「逃げるぞ」
躊躇しているたしぎの体を抱えゾロは外へ飛び出した。
美也 [Home] 2000/11/14 (Tue.) 22:42:06

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暫く行ったところでたしぎは言った。
「…降ろしてください」
泣き顔を間近で見られるのが恥ずかしく、また気持ちの整理もつかない。いつの間にか天空に月がかかっていた。
(御誕生日が終わっちゃう…)
ぞ太。 2000/11/15 (Wed.) 02:36:37

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