ゾ×たバレンタイン企画リレー小説。

No.14


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   たしぎ っくしゅん!    02月15日 23:07[262]
   ゾロ 風が出て来たな。…そんな薄物でいつまでもこんなとこに居たら
風邪ひくな…
   02月15日 23:08[263]
     ナレーション いつものシャツに腹巻姿なので、着せかけてやる上着もゾロには無い。    02月15日 23:10[264]
   たしぎ ロロノア…あの…    02月15日 23:11[265]
   ゾロ    02月15日 23:11[266]
   たしぎ この服・・・変じゃないですか?    02月15日 23:11[267]
   ゾロ ・・・・・・・変・・・・じゃねえ・・・・・っつうか・・・・・・    02月15日 23:13[268]
     ナレーション ゾロは突然たしぎに背を向けた。    02月16日 02:11[269]
   ゾロ (一瞬見とれた…なんて言えるか!!!!)    02月16日 02:12[270]
     ナレーション 辺りは闇に包まれていて、耳まで赤くなっているのをたしぎに
気付かれずに済む。…と油断していたゾロを、たしぎが覗き込んだ。
   02月16日 02:12[271]
   たしぎ ロロノア?    02月16日 02:13[272]
     ナレーション ふわりと揺れた髪から何か…ナミやビビとは違う匂いがした。
ゾロは座ったまま後ずさった。
   02月16日 02:39[273]
   たしぎ な、なんで逃げるんですか?    02月16日 02:40[274]
   ゾロ バ、バカなんでもねェ!なんでもねェから、こっちにくるな!!    02月16日 02:40[275]
     ナレーション いきなり何故ゾロが自分から逃げるのかは分からないが、こんなに狼狽する彼を見たのは初めてだった。たしぎの中で、嗜虐的な感情が浮かぶ。    02月16日 02:42[276]
   ゾロ なんだそのツラは…。    02月16日 02:43[277]
   たしぎ 私、職業柄もあるんでしょうが、逃げるモノを見るとつい追いかけたくなるんですv     02月16日 02:45[278]
   ゾロ なにィー!!? ! や、やめろてめェ!! オレに触るんじゃねェ!    02月16日 02:46[279]
   たしぎ やめませんv 貴方が何故逃げるのかを離してくれるまでv    02月16日 02:47[280]
     ナレーション じりじりと間合いを詰める間も、たしぎは笑ったままだ。ゾロの背中を冷たいものが伝った。    02月16日 02:49[281]

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