リレー絵板!!

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「キャー!!男よッ!!」
店内から悲鳴があがり、ものを投げつけられ、ゾロはあっという間に店内から追い出されてしまった。
「ロ、ロロノアっ!?」
勢いよく飛び出してきたゾロに、
たしぎは思わず声をかけた。

    ※…ちょっと会うの早すぎたかも…。すみませんです。
    はたしてこれはつながってるのか…。不安…。
かのこ 2001/2/3 (Sat.) 12:25:32

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ぞろ「て、てめぇ!!なんでここにいんだ!?」
たしぎ「いちゃ悪いんですか!?ただの買い物です!あなたこそこんな所に何の用ですか!」
つい、いつもの調子で喧嘩腰になってしまう二人だった。

    ※スクリーンショットで保存できました!!ありがとうございます!
    (なんだか色が濃くなっててびっくりしましたが。)
ちか 2001/2/3 (Sat.) 17:24:53

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「おれは買い物を頼まれてきただけだ!」
(…頼まれて?だってここはお菓子作りの道具や材料しか…そんなの今日必要なのは……女の子?)
考え込んでしまったたしぎをゾロもまた訝しげな顔で見つめている。
(なんで、コイツこんな店に…)
美也 2001/2/3 (Sat.) 19:39:55

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こんな所を見られるのは癪だ。早くこの場から消えてもらいたかった。
しかし、こいつが居なくなってから又この店に入るのも嫌だ。多分入ればあの騒がしい女共の事だ、今度は海軍でも呼ばれるのだろう。何より、甘い匂いの中に居るのが我慢ならない。
と、ゾロは一つの考えに思い当たった。
−−何だ、店に入らなくても物が手に入る方法があるじゃねえか。
そう思うや否や、手に持っていたメモをたしぎの目の前に押し付ける。
「なあ、これに書いてあるやつ、お前買って来てくれないか?」
「は?」
ナギ 2001/2/4 (Sun.) 20:19:29

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たしぎがゾロから手渡されたメモを見ると、余程凝ったものを作るのか多彩な材料が箇条書きされていた。
(それにしても何故この人がこんな店に…?)あまりに似つかわしくない今の状況に思わず笑ってしまいそうになる。
「…恩は返すつもりだ。頼む。」
黙ったままのたしぎの様子を拒否ととったのか、ゾロは仏頂面ながらも真剣に頼み込む。
「別に構いませんが…?」
自分の買い物もありますし。
しかし、ある項目でたしぎの目がピタリと止まった。
瞬間、もの凄い勢いでメモをゾロに押し返す。
メモには二種類のチョコレートケーキの材料が書いてあり、その分岐として。

---愛しのナミさん用---
---可愛いビビちゃん用---

「あの店にはど…。」
「…こ、こういうのは御自分で買うものですッ!!」

最早たしぎの頭の中に、ゾロの先程の『頼まれた』という単語は無い。
カワサキ 2001/2/7 (Wed.) 08:38:52

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「なんですか!この”愛しの”、とか”可愛い”とかッ!海軍だったらあなたセクハラで訴えられますよ!?」
「俺じゃねぇよ!!頼まれたって言っただろ?海軍でなくてもセクハラで訴えられるのはごめんだ。だからお前が行って来い。今日は時間と金がある。必ず礼はする。」
「…約束ですよ…。居なくならないでくださいね!」
早く彼の買い物を済ませて、私もここで目的のモノを手に入れて…。
このお店の限定のアレは、もう売り切れちゃったかな…?
夜絵 2001/2/12 (Mon.) 07:33:24

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(居なくならないでくださいね…か…いつも喧嘩したり私がロロノアを追い掛けたりそんな事ばっかり…)
「あ!まだあった!このお店限定の…!」
(でもこんな物買ってもロロノアには愛しいだの可愛いだの他に女の子が…?しかもその女の子の為の買い物を頼まれてる私って一体…)
頭がぐちゃぐちゃになりつつもメモの通りに買い物を済ませると、店の外で待つゾロに声をかけた。
「なんでそんな葬式帰りみてーなツラしてんだ」
「…放っといてください」
「…とにかく助かった。なんで女ってのはこんな事で大騒ぎするだかな…まともな判断力を失ってるとしか思えねー…」
ゾロは先程の、店に入っただけなのに女風呂を覗いたかの様な扱いを受けた事を言ったのだが、実際混乱していたたしぎは、図星を刺されてつい声を荒げた。
「女女ってそうやっていつもあなたは女を馬鹿に…」
ぞ太。 2001/2/14 (Wed.) 20:17:58

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「……っ!!」
言いかけて慌ててたしぎは口をつぐんだ。いけない。このままじゃ又いつもと変わらない。
「……おい」
「あっ、い、いえ、何でもありません…」
自然と語尾が弱くなる。そしてそのまま。
会話が続かない。
(どうしよう…)
たしぎは少しだけ会話を切った事を後悔した。喧嘩をしていた方が気が紛れる。
口を開くのを躊躇していたその時、ゾロの方が先陣を切った。
「……取り敢えずその荷物…、渡せ」

    ※ぎゃーギャグくさい台詞ですみませーーん!(苦笑)
ナギ 2001/2/14 (Wed.) 23:45:25

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たしぎ「・・・はい。」
会話が終わってしまうのが怖くて、渡したくない気もしたが、しかたなくたしぎはその紙袋を手渡した。
ゾロ「わるかったな・・・助かった。」
その風貌に似合わないかわいらしい紙袋を受け取って、ゾロはそれだけぶっきらぼうに言い残した。
たしぎ「やっぱりロロノアは、こんな浮かれたイベント嫌いなんででょうか・・。」
限定品などを目当てに意気込んでいた自分がむなしく感じられる。
「あれ、限定の・・・」
その限定アイテムを、紙袋ごと一緒に渡してしまったのだ。
ゾロもまた「いけねぇ、礼がまだだったか。」
気恥ずかしいあまり、礼をすると言った自分の言葉を忘れて来てしまったことに気付いた。
ちか 2001/2/15 (Thurs.) 05:07:14

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「ア・・・アレがないと・・・」
たしぎはゾロが去っていった方を目指して追いかける
急いだせいかいつもより多く転んでしまった。
hito 2001/2/16 (Fri.) 16:07:31

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